“スマートフォンのウィルス対策アプリが人気を集めています。その理由ですが、昔に比べて現代人はスマートフォンの利用率が上がっており、また、スマートフォンに保存できるサイズがかなり大きくなったからです。
また、「バッテリーを長持ちさせる無料アプリ、動作を軽量化する無料アプリ、無料でウィルスからスマホを守るアプリ」のように、今ではあれもこれも無料でそろうような時代になってきたため、こちらもふくめてスマートフォンのウィルス対策アプリが人気になってきました。
といっても、無料アプリがあるので便利になった ・・・という意味ではなく、「無料アプリの中にはウィルスがふくまれるものもある」ので、その対策用としてスマートフォンのウィルス対策アプリをインストールする人が増えているのです。
そもそも、どのようにして無料アプリをインストールするだけでウィルス感染させているのかというと、その手法は「サイトへ誘導する、アプリそのものにウィルスがふくまれる」の大きく分けて2種類です。また、これらのトラブルは個人が学習を進めて対処することで防げるもの・・・ではないので、早い段階で有料のセキュリティアプリをインストールしたほうがよいでしょう。
たとえば、サイトへ誘導する形でウィルス感染してしまった場合ですが、有料のセキュリティアプリ以外ではその情報をキャッチ、保護することができません。よく無料のセキュリティアプリでもパソコンやスマートフォンは守れる・・・という人はいるのですが、今では「前時代的発想」とされているので注意してください。
過去であれば似たようなウィルス感染が目立ったので、無料のセキュリティアプリでもウィルス感染を防げた事例はあります。ですが、現在の無料のセキュリティアプリでは「90~95%ほどしかウィルスを防げない」
ため、過去の対策方法が現在でも通用するわけがないのです。
しかも、現代のウィルス感染は巧妙化しているので、「勝手にカメラ機能が作動する」といった、データを盗むことが目的ではなく盗撮・盗聴などを通じて脅迫を行うなど、ウィルス感染のみでパソコンやスマートフォンが使えなくなるケース以外でも、ウィルス感染の被害が知られるようになってきました。
また、どうして無料のセキュリティアプリでは完璧な保護ができないのか・・・というと、それは「セキュリティアプリの性能を向上させるには大金が必要」だからです。
大金を得るために無料のセキュリティアプリでも広告を出しているのですが、このような手法のみで巨額の資金を得られるわけがありません。しかも、無料のセキュリティアプリが今でも通用しているかのような広告を出して、その広告そのものがウィルス感染させるための仕かけであるケースまであるのです。
そのため、無料のセキュリティアプリは「信用できない」と認識したほうがよいでしょう。
ちなみに、完全無料のセキュリティアプリはありませんが、期間限定であれば有名なセキュリティアプリほど「30日間無料」のような形で利用できるようになっています。この間も有料のセキュリティアプリ同様に利用できるため、本当にパソコンやスマートフォンにウィルスは存在しないのか・・・、こちらが気になる場合は有料のセキュリティアプリをお試しでインストールしてみるとよいでしょう。
有料のセキュリティアプリの補足となりますが、「Norton、Microsoft」などが有名です。大手のセキュリティアプリ開発メーカーがどれなのかわからない場合は、この2社から自分好みのメーカーを選ばれるとよいでしょう。どちらもパソコンやスマートフォンに対応している、マルチデバイス対応のセキュリティアプリを配布しているため、安心して利用することができます。”