11月 9th, 2024 at 12:00 AM by admin

“今や子供たちの多くが、スマートフォンを使っている時代です。小学生の低学年頃から、スマートフォンを持たせている家庭も多いでしょう。しかし、判断能力の低い、また人生経験の少ない子供たちにとって、スマートフォンはあまりにも危険が溢れています。ここでは、スマートフォンで子供の安全管理をすることの重要性と対策について、お話ししていきます。
〇子供とスマートフォンの危険性
●詐欺被害の可能性、
判断能力の低い子供たちは、犯罪者たちからすれば格好のカモです。餌食となりやすいので、特に気をつけなければなりません。最近流行っている詐欺の内容などをあらかじめ伝えておけば、子供たちも詐欺に気づきやすくなります。
●サイバー攻撃の危険
まず、スマートフォンでインターネットでアクセスすることで、サイバーセキュリティーの危険性が発生します。あらゆる情報を盗まれて悪用され、個人情報流出も免れません。サイバー攻撃には2種類あり、1つはフィッシング攻撃ともう1つはスミッシング攻撃です。悪意ある犯罪リンクをクリックさせることで、情報を引き出すのが目的。大人は子供たちにインターネット上で何か違和感があれば、すぐに知らせるよう教えておく必要があります。
●ネットいじめ
近年深刻化している、ネット上でのいじめ。SNSやオンラインゲームを通じて、より事態は深刻になってきています。子供が加害者であれ被害者であれ、いじめの事実が発覚すれば、その場で大人が介入しなければならないこと。そのためにも、子供がスマートフォンを利用している様子をしっかりと観察したり、嫌なことがあれば親に報告するよう指導する必要があります。
〇子供のスマホを安全管理する方法
●使用時間を制限する
スマートフォンは中毒性を持っています。大人でもスマートフォン中毒になってしまう位、夢中になるのは当然のこと。しかしながら、子供はまだ判断能力も低く、発達途上にあります。それを考えると、ダラダラいつまでもスマートフォンを利用するべきではありません。長く使えば使うほどにスマートフォンへの危機感も低下してしまうでしょう。それらを阻止するために、1日の使用時間を制限すべきです。1日30分だけとか、1時間だけとか、親がルールを決めましょう。子供にスマートフォンを与える時点で、そのようなルールを設けておくほうがいいです。時間が制限されることで、子供たちは時間内に何をすべきか予定を立てられますし、自己管理能力が発達するでしょう。自立心や責任感も芽生えてきます。
●セキュリティーソフトをインストール。
子供が使うスマートフォンにてセキュリティーソフトをインストールしましょう。サイバー攻撃や詐欺被害から身を守れます。
●ペアレンタルコントロールを使う
ペアレンタルコントロールとは、子供が閲覧するサイト制限をかけたり、プライバシー設定を変えられる方法です。子供にどれだけ閲覧注意なサイトを教えても、聞く耳を持ってくれないことがほとんどでしょう。子供の好奇心に、勝つ事は難しいのです。だからこそ、ペアレンタルコントロールを有効にし、大人がしっかり監視する必要があるのです。”

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