4月 21st, 2022 by admin

“皆さんはデータローミングをご存知ですか?一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、いまいちその意味を分かってない…という人も多いかもしれません。今回はデータローミングについてまとめてみましょう。
【データローミングとは?】
データローミングとは、通信キャリアのサービスエリア外で通信しようとした時に、提携する現地キャリアの通信網を代わりに利用する機能のこと。スマホは基本的に契約しているキャリアの電波しか拾わない仕組みになっていますが、データローミングを使えば海外でもスマホでデータ通信が可能になり、渡航先でもインターネット接続ができるようになります。現在では主に海外渡航時に利用されます。
データローミングスイッチは、[設定]から[モバイル通信]を選択し、[通信のオプション]の順番に画面を開けば、データローミングスイッチがオンになっているかどうかが確認できます。データローミングスイッチは、データローミングを使用するかどうかを決めるもので、海外渡航時の通信をどうするか決定するスイッチともいえるのです。
海外でデータローミングとモバイルデータ通信の両方がオンになっている時は、電話やインターネット接続、データ通信が必要なアプリなど、日本国内で利用している際と同じように使用できます。一方データローミングがオフで、モバイルデータ通信がオンになっている場合、電話やSMSなどの機能は利用できるものの、インターネット接続やデータ通信が必要なアプリの利用はできません。
【海外渡航時にはデータローミングスイッチに注意しよう】
日本国内でiPhoneを使用するのであれば、データローミングが発生することはありません。そのためデータローミングのスイッチがオンであってもオフであっても影響を受けることはないでしょう。しかし短期間であっても海外へ行く場合には、データローミングスイッチの設定によって、キャリアからの請求金額が変動してしまうのです。一般的にデータローミングは割高であり、国内のパケット定額料金が適用されないため、知らないうちにデータローミングがオンになっている状態で、海外へ渡航すると思わぬ高額料金を請求されてしまう可能性があります。
海外渡航中にデータローミングをオンにしていると、現地携帯電話基地局との通信が可能になります。そのためデータローミング費用が発生してしまうでしょう。これを防ぐためには、離陸前にはデータローミングのスイッチをオフにしておく必要があります。ちなみにデータローミングはオフの状態であっても、キャリアの音声通話は可能ですので、電話をかけたり、着信を受けたりすることに何ら問題はありません。
近年では大手キャリアでは様々な海外渡航者向けのデータ通信プランが提供されるようになっています。例えばauでは「世界データ定額」、ドコモでは「パケットパック海外オプション」などのプランがありますよ。海外パケット定額は1時間~数日単位で料金が設定されているパックが多いので、安心してインターネットを利用できます。ただ一定のデータ量を超えてしまうと通信制限が掛かってしまうこともあるので注意しましょう。
また海外キャリアのプリペイドSIMカードを使う人や海外で使用できるモバイルWi-Fiを持ち歩く人もいるでしょう。
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