ファーウェイから6月に発売されたSIMロックフリースマートフォン「P10 lite」が人気だ。格安SIM・格安スマホ市場では3万円前後の製品が人気ですが、そのなかでも昨年からベストセラーを続けている「P9 lite」の後継モデルとあって注目度は高いです。価格。comのランキングで1位を取るなど様々なSIMロックフリースマホのランキングで上位にランクインしていて、前機種と同様にロングセラーモデルになりそうです。P10 liteが注目される理由は、上質なスリムボディーに5.2インチフルHD液晶ディスプレーや高品質カメラ、そこそこ高速なCPUや指紋認証センサー、3000mAhバッテリーなど、プライベートからビジネスまで使うスマホに求められる機能をそつなく搭載している点です。薄さ7.2mmのボディーには、メタルフレームと曲面ガラスパネルを採用しています。iPhoneほかハイエンドスマホと同等のスリムさと上質さで、ビジネスシーンにも適した品質を実現しているのです。
現在、多くのスマートフォンは、板状のボディにディスプレイを搭載するデザインを採用しています。過去にはいくつか違った形もトライしていたのですが、現在の主流はこのデザインに落ち着いています。その半面、「スマートフォンのデザインはみんな同じ」と言われることも少なくないのですが、今後、スマートフォンの『見た目』は大きく変わることになるかもしれません。そのひとつがディスプレイのレイアウトです。これまでスマートフォンに搭載されるディスプレイは、一般的に縦横比16:9のものが採用されてきました。ところが、今年のMWC 2017において、LGエレクトロニクスが縦横比18:9のディスプレイを搭載した「LG G6」を発表したのを皮切りに、3月にはサムスンが縦横比18.5:9のInfinity Displayを搭載した「Galaxy S8」「Galaxy S8+」、IFA 2017直前の今年8月には同じく縦横比18.5:9の6.3インチディスプレイを搭載した「Galaxy Note8」を発表しているのです。