4月 12th, 2016 at 12:00 AM by admin
その後、ドコモの「計画」は修正を余儀なくされたようなのです。ソフトバンクが1月7日にデータ使用量1ギガバイトまでで定額通話ができる月額4900円のライトユーザー向け携帯料金プランを業界に先駆けて発表したからです。「1ギガバイト、5000円以下」は作業部会でライトユーザー向けプランの例として示されていました。しかし予想外の速さでソフトバンクが発表に踏み切ったことで、「ドコモはどうするのか」との声が強まったのです。ドコモは当初、家族向けにデータ使用量「7ギガバイト」をシェアできる低料金プランを想定していました。ですが、競合に対抗するため、発表直前に「5ギガバイト」とシェアできるデータ使用量を若干減らしつつ、3人家族の場合1人当たり月額4500円と「赤字になりかねない」(ドコモ関係者)低料金に変更したのです。決め手は加藤薫社長の「この方が分かりやすい」との鶴の一声でした。ドコモ幹部は1月29日、官邸を訪れました。加藤社長が同日午後3時の決算会見で新たな低料金プランを発表する直前のことです。幹部は官房長官に「当社は他社と違うが、こういう形でいきたい」と説明。携帯電話料金の3社横並びに苦言を呈していた官房長官はうなずいたのです。
