●スマホで花火撮影する8のコツ
①煙の影響を受けにくい場所を選ぶ
花火撮影では、撮影場所が写真の出来栄えを左右します。当日の天気予報や風向きを事前に確認し、煙が流れていく方向を考慮して観覧場所を選びましょう。煙が打ち上げ場所と自分の間に流れてくる位置では、写真が白っぽく見えてしまうことがあるので注意が必要です。できるだけ煙の影響を受けにくい場所(風上)を選びましょう。
②障害物の少ない場所を確保する
撮影場所を決める際は、打ち上げ方向に電線や街灯、看板、木などが入らない場所を探しましょう。また街灯などの強い光が画面内に入るとフレアやゴーストが発生し、花火が見えにくくなることもあります。できるだけ視界が開けた場所を選ぶことが大切です。
③三脚やスマホスタンドを準備する
小型三脚やスマホスタンドを使用するのがおすすめです。特に夜間は少しの揺れでも写真がブレやすくなるため、スマートフォンをしっかり固定すると安定した撮影ができるでしょう。
④フラッシュはオフに設定する
スマートフォンのフラッシュが届く距離は数メートル程度のため、遠くで打ち上がる花火を明るくする効果はありません。フラッシュは手前の人や煙だけが明るく写ってしまい、花火とのバランスが崩れることがあります。
⑤ナイトモードは状況に応じて使い分ける
スマートフォンには夜景撮影用のナイトモードが搭載されている機種がありますが、花火撮影では通常モードのほうがきれいに撮れる場合があります。ナイトモードは機種によって花火が白飛びしたり、光の軌跡が不自然になったりすることがあるからです。一方で近年の機種では三脚で固定してナイトモードを使用すると、自動的に長時間露光となり花火の光の軌跡を美しく伸ばして撮影できる場合もあります。事前に手持ちのスマートフォンがどのような挙動になるか、事前に試してみるのがおすすめです。
⑥AE・AFロックでピントと明るさを固定する
最初に打ち上がる花火に合わせて画面を長押しし、AE・AFロックを有効にしましょう。その後、明るさ調整バーが表示されたら少し暗めに調整すると、花火の白飛びを抑えやすくなります。
⑦デジタルズームはなるべく使わない
花火を大きく写そうとしてデジタルズームを使うと、画質が低下しやすくなります。基本的には標準カメラや広角カメラで撮影し、あとからトリミングするほうが高画質を維持できます。なお光学望遠カメラを搭載したスマートフォンでは、画質を保ったまま望遠撮影ができる場合もあります。
⑧対応機種ならRAW撮影もおすすめ
RAW撮影に対応したスマートフォンでは、RAW形式で保存すると撮影後の編集がしやすくなります。夜空をより黒く引き締めたり、花火の色を自然に調整したりしても画質が劣化しにくいのがメリットです。
●花火撮影のまとめ
スマホで花火をきれいに撮るには場所選びやカメラ設定、撮影方法を少し工夫するだけで完成度が大きく変わります。特に煙の影響を受けにくい場所を選ぶこと、フラッシュをオフにすること、AE・AFロックを活用すること、そしてデジタルズームを控えることは、どのスマートフォンでも効果的な基本テクニックです。ぜひ今回紹介したポイントを参考にして、思い出に残る美しい花火写真を撮影してみてください。
